虫歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまった方、入れ歯をしている方のなかには、
「1本くらい歯がなくても大丈夫」
「目立たない場所だからそのままでいい」
「歯医者に行きたくない」
「入れ歯を作ってみたものの、気持ち悪い・痛い」
「歯の治療で抜歯をしたけど痛くないからもういいや」
といった理由で、歯が抜けた状態のままの放置されるケースも散見されます。
ですが、歯を失ったまま放置していると、将来的にさまざまなトラブルに見舞われるリスクが高まります。
「あのとき治療を受けていれば。。。」と後悔しないよう、歯を失ったらできるだけ早めに相談するようにしましょう。
ほとんどの方が奥歯から歯を失っていく傾向にありますが、歯がない状態を放置していると、その隙間を埋めるのように隣の歯が傾いてきたり、対合している歯が伸びてきたりします。
これにより噛み合わせがズレてきて、過度な負荷を受ける歯が出てきます。
徐々に周りの歯に影響を出始め、最終的には前歯に負荷がかかっていきます。
過度な負荷によってダメージを受けた歯は噛む力を失ってしまい、そうすると今度は「硬い物が噛めない」「全身に力が入らない」といった問題が生じるようになっていくのです。
咀嚼がうまくできないと、今度は胃腸への負担が大きくなって消化不良を招きやすくなります。
また脳への刺激や血流が不足していくことで、思考能力や集中力が低下していきます。
「噛めないこと」は認知症を招く原因のひとつといわれています。
- 歯並びに影響が出る
- しっかりと噛めないため、消化器官に負担がかかる
- 骨が痩せる
- 発音しづらくなる
- 顔の輪郭が変化する
- シワやたるみが増える
- 思考能力や集中力が低下する
- 転倒リスクが増える
- 認知症になる確率が増える
- 天然歯と同様な咬み心地
- 異物感はない
- 治療期間が短い
- 保険適用ができ、費用が抑えられる(セラミックは自費診療)
- 支台となる隣の健康な歯を削る必要がある
- 支台となる歯に負担がかかる
- 支台となる歯の状態が良くない場合、ブリッジはできない
- 欠損した歯の数が多いとブリッジができない
- 支台となる歯は将来悪くなる
- 治療期間が短い
- 保険適用ができ、費用が抑えられる
- 症例で適応範囲が広い
- 咬みずらいことがある
- 異物感がある
- 味がわかりにくい
- 外れたり、痛みが生じる事がある
- 部分入れ歯の場合、支えとなる歯に負担がかかる。見た目も悪い。
- 他の歯の負担がない
- 天然歯と同様な咬み心地
- 異物感はない
- 天然の歯と変わらない審美性
- 歯が1本~全部欠損している場合でも適応となる
- 簡単な手術が必要
- 自費診療のため費用がかかる
- 治療期間が長い
- 骨が少ない場合、骨を増やす治療が必要
- 全身疾患により、治療が困難な時がある
このように、補綴治療にはそれぞれ長所と短所があります。
患者さんの口の中の状態、健康状態によっても、適した治療が異なってきます。
レントゲンやCTなどにてきちんと診査・診断をして歯を失った原因を考慮しながら、お話させて頂きますので、一度ご相談ください。
歯科医療と地域医療に真摯に向き合い30年。
私たち渡辺歯科医院は、新たに「わたなべデンタルクリニック」に生まれ変わりました。
守るべきものは守り、変革が必要と思われる部分には積極的に変革し、より患者さんが快適に、そして何よりお口の悩みが解決できるよう、お応えしていきたいと思います。
スタッフは、常に患者さんが求める治療と技術との融合を目指して日々精進しています。
基本はぶれず、しっかり咬むことが健康への第一歩であると考えております。
まずしっかり咬んで、美味しく食事をいただき、健康で長生きする人生を目指しましょう。
当院では、インプラント治療や歯周病治療を中心に、歯やお口の機能と健康を守ることにより、介護にならずに生活ができる(健康寿命の)期間を延ばすことにもフォーカスし、スタッフ一同日々研鑽に努めてまいります。