歯が痛い・しみる

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冷たいものがしみる
歯肉の退縮

歯肉の位置は加齢とともに少しずつ下がってきます。
それに伴って歯の根っこが露出し、象牙質がむき出しの状態になります。
このような象牙質表面では、歯ブラシが触れたり、温度変化などの刺激で痛みを感じることがあります。
歯周病でも同様に歯肉が下がってきてしまい、同じような症状が出ることがあります。

歯の破折

打撲などにより歯が破折して、象牙質が露出すると、知覚過敏症状が出ることがあります。
破折時には、残っている歯に亀裂が入っていることもあります。
亀裂の状態にもよりますが、歯の神経の部分にまで細菌が侵入して炎症を起こすこともあります。
これは天然歯でも被せ物でも破折することはあります。

歯が擦り減ることによる象牙質露出

歯は使っていれば、少しずつですが擦り減っていきます。
その結果、エナメル質がなくなって象牙質が露出することもあります。
歯の擦り減り方は人によって様々。
大きく擦り減ってしまっても知覚過敏が見られないこともありますし、わずかな範囲の象牙質露出でもしみることが起きることもあります。

虫歯でしみる

むし歯が軽い場合は冷たいものがしみるということがよくあります。
熱いものがしみる場合は重症のむし歯なのですが、冷たいものだけがしみる場合は比較的簡単な治療で治ります。
虫歯の部分を削って部分的に詰めるといった処置で治すことができる場合と、虫歯が神経まで達している場合は、神経を取り、根っこの治療(根管治療)が必要となります。

治療したのにまだしみる
被せ物が原因

虫歯の治療後に、保険の場合は金属でできた被せ物をする場合が多くあります。
金属の被せ物は、熱さや冷たさを歯に伝導しやすいため、治療直後の歯には刺激が強く、しみる原因になってしまうことがあります。
数日から1,2週間程度で自然と和らいできますので、治療直後は極端に熱い食べ物や冷たい食べ物は控えるのが賢明です。

歯の神経が敏感になっている

虫歯の治療では、歯を削ったり麻酔したりするため、歯の神経が普段よりも敏感になっています。
このため、小さな刺激でもしみたり、痛みを感じたりしやすくなっています。
こちらも自然と和らいでいきますので、治療間近は歯に刺激を与えない生活をすることが大切です。

神経が弱くなっている

重篤な虫歯の場合は、歯の神経近くまで虫歯に浸食され損傷し弱っていることがあります。
歯の神経が弱りダメージを受けている場合は、虫歯の治療を行ってもしばらくの間、歯がしみることや痛みが続くことがあります。
こちらもしばらく時間をおけば神経が自然と回復していきます。
ただし、あまりに虫歯が酷い場合は神経が回復しないこともあるので、痛みが長引き神経の回復が見込めない場合は神経を除去する治療を行います。

咬んだときに鈍い痛みや違和感がある
強い負荷がかかっている

歯ぎしりや食いしばりをよくする方、もしくは無意識でやってしまっている方は、強い負荷が歯にかかることで歯の根っこが膿んだり、歯の根っこが割れていたり、ヒビが入っていたりすることがあります。
また、全体の咬み合わせが悪かったり、部分的に咬み合わせが強く当たっていたりしても同様な症状が出たりすることがあります。
この場合は咬み合わせの調整が必要になってきますが、歯が破折している場合は、抜歯が必要となる場合があります。

歯根嚢胞

虫歯が進行し、歯髄に感染が起こり、それが歯根の尖端に波及すると、根尖性歯周炎が生じます。
それが慢性化することで歯根嚢胞ができます。
痛みを感じないことも多く、何かの拍子に痛みが生じるまで気付かないこともしばしばあります。
痛みは少なくても、歯の根のところで膿が溜まっているため、圧迫感や歯が浮く感じを経験する方もいます。
もしくは、膿が溜まることで歯茎がぽっこりと白く膨らんで、そこから膿が漏れ出ることがあります。このぼっこりと膨らんだできものをフィステルと言いますが、膿には臭いがあるので口臭の原因にもなってしまいます。
歯根嚢胞は、痛みを感じないまましばらく時間が経つこともありますが、一方で急性の症状の場合は耐えられないほどの痛みを生じることもあります。

強い痛みを感じる

虫歯の進行が象牙質のさらに奥、神経(歯髄)まで虫歯が達した場合、炎症が起きて激痛が生じます。
象牙質は柔らかく虫歯の進行が加速しやすいため、早期の治療が必要です。
さらに虫歯が進行すると、神経は完全に死んでしまい、歯自体の痛みはなくなりますが、また新たな痛みがズキズキとしてきます。
すでに虫歯に感染して神経が死んで根っこの先に膿が溜まっている状態になります。
ここまで進行すると、何かを噛むだけで激痛が走ります。
この場合は、根っこの治療(根管治療)が必要となり、何回か通院が必要となることが多いです。

福島県いわき市・茨城県北茨城市の皆さまへ

歯科医療と地域医療に真摯に向き合い30年。
私たち渡辺歯科医院は、新たに「わたなべデンタルクリニック」に生まれ変わりました。
守るべきものは守り、変革が必要と思われる部分には積極的に変革し、より患者さんが快適に、そして何よりお口の悩みが解決できるよう、お応えしていきたいと思います。
スタッフは、常に患者さんが求める治療と技術との融合を目指して日々精進しています。
基本はぶれず、しっかり咬むことが健康への第一歩であると考えております。
まずしっかり咬んで、美味しく食事をいただき、健康で長生きする人生を目指しましょう。
当院では、インプラント治療や歯周病治療を中心に、歯やお口の機能と健康を守ることにより、介護にならずに生活ができる(健康寿命の)期間を延ばすことにもフォーカスし、スタッフ一同日々研鑽に努めてまいります。